最近、自分自身の志向性も含めて、コンテンツは「読む」のではなく「見る」というAttitudeに変わってしました。
以前はまだ「テキストを読む」ことが、そんなに億劫ではなかったが、最近はむしろヴィデオや画像で見る癖がついて、そうしたヴィジュアルコンテンツに関心がすぐに行くようになってしまった。以下はヴィジュアルコミュニケーションに関するデータである。
ヴィジュアルによる情報のプロセスは、テキストを読むよりも6万倍速く
テキストによって記憶できる内容はわずか20%
消費者の注意力のスパンは12秒から8秒までに落ちている
ヴィジュアルコミュニケーションの影響力は、日常生活にも大きく影を落とし、家族や友人とのコミュニケーションも、Text MessageやSkypeでは、絵文字や写真、さらにヴィデオが主体となりつつある。
米国のマーケターもこうした消費者のニーズやデマンドに応えるべく、消費者とよりエンゲージしやすいヴィジュアルコンテンツの製作に注力している。
2016年3月Lewsの調査:94%の意思決定者がヴィジュアルコンテンツを作ると解答
理由「なぜマーケティングの意思決定者はヴィジュアルコンテンツを作るのか?」
- 67%:よりエンゲージ可能
- 50%:ソーシャルメディアでは必須
- 46%:感情を喚起させる
- 45%:カスタマーの注意持続時間が短くなっている
- 26%:より楽しめる
- 25%:競合との差別化
私の個人としての生活でもヴィデオ化の影響が押し寄せてきており、Fleet Week SFの今週はUS Navy Blue Angelsのリハーサルを、サンフランシスコでセーリングしながら、撮影した。私の初のヴィデオブログはこんな感じである。海上からの撮影は、セーリングならではの醍醐味。他のボートが少なくSF BayをうちのボートKaiyo(海洋)が独占した感じだった。音速で飛ぶジェット機の編隊の技術の素晴らしさに改めて感動したが、Blue Angelsは見るというよりは「聞く&感じる」ものである。