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自宅のオフィスの窓からふと外を眺めたら、いきなりドローンが現れて我が家の門の前の空中で停止した。

私はAmazonが何かモノを届けるのかと一瞬疑い、その次に我が家に向かって、何か発射するのか?と身構えた。

結果前の建築中の住宅写真を撮るために、現場の人が操作しているというコトが判明したが、かなりヒヤヒヤドキドキした。

近未来の現実化が早すぎる。20世紀中頃に生まれた私は、突然流星号に乗って、1000年の未来からやって来たスーパージェッターの気分になった。

ついYouTubeでヴィデオを見て、主題歌の「マッハ15のスピードだあ」と歌いながら、最後は「流星号、応答せよ!」とまで言ってしまった。

丸美屋食品提供で、ふりかけを食べたことまで一気に思い出した。丸美屋は1965年にスーパージェッターのふりかけを発売してキャラクター商品市場に参入と企業の沿革に書いてある。

当時アニメ番組は1社提供で、グリコの鉄人28号などは、スポンサードした企業名が主題歌に入っていたので、シールやソノシートとともに、子供達への刷り込み効果は高く、物凄い影響力があった。

鉄腕アトムは明治製菓のマーブルチョコレートだったし、多分日本でTV番組のキャラクターグッズで育った第1世代は、私達だと思う。1社提供という形は、コンテンツを企業が責任をもって提供するという意味を持ち、誰もがそのコンテンツを提供する企業やブランドを信頼し、感謝し、その製品のファンになるという、エコシステムが存在した。日本のTV文化開幕時で、企業の広告と文化が寄り添っていた、ユートピアともいえる、良き時代で、広告は素晴らしいコンテンツだった。コンテンツマーケティングは、TVと共に最初からあったと言える。

スーパージェッターが1000年の未来から来たので、今日の気分は100歳!

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